この時期にやっておくべき勉強

中3

 中3はもちろん高校入試に向けて猛勉強する時期です。残り1~2ヶ月程度しかないので、ただ闇雲にやるのではなく、少しでも効果的な勉強を心がけましょう。どの科目を重点的に勉強するかは人によって異なりますが、気を付ける点は共通しています。つまり問題レベルを、①自力で解けるレベル、②今は解けないが頑張ればできるようになりそうなレベル、③解説をされても難しいレベル、の3つに分けたとすると、やるべきは②のレベルの問題だということです。そして常に「この勉強が得点アップにつながるか?」という意識を持ちながら勉強をすることが大切です。
 また、私立単願や都立推薦入試などで早い時期に入試が終わる生徒もいると思いますが、あまり気を抜いてしまうと4月からの高校生活で苦労することになります。高校から課題が出る場合もありますが、そういったものがなくても、自主的に中学の復習や高校の予習などをして過ごすといいと思います。
 いずれにしても、家では集中できないという人は、授業のない日になるべく塾に来て自習することをお勧めします。この時期の取り組み方の違いは、本当に大きな差を生みます。後悔の残らないよう頑張ってください。

中2

 冬期講習(12/26~)で中3の数学と英語が始まります。最初からつまづかないように気合を入れて勉強しましょう。(冬期講習中に学校で中3の6月頃に習う範囲まで学習します)
 中3になると一部の私立高校では1学期の内申点も入試に影響してきます。つまり内申点を上げる方法や勉強のやり方などを試行錯誤できるのは、中2の3学期期末試験が最後ということになります。実技4科目も含めて、できる限りの準備をしておくようにしましょう。
 また、2月上旬には学力テストがあり、5科目の偏差値や高校合格判定が出ます。この偏差値と3学期の内申点を元にして、3月には1人ずつ進路面談を行います。自分の今の学力を把握し、高校についての知識を少しずつ増やしていかなければなりません。高校受験はまだまだ先と思っている人が多いと思いますが、徐々に気持ちを切り替えていってください。

中1

 2月に入るとすぐ復習テストがあります。9月以降に学んだ内容が全て出題されます。ちょうど3学期期末試験の範囲とも重なる部分が多いと思うので、今から復習をしておいてください。
   復習テストの後はすぐに期末試験対策です。9科目あるので早めに勉強を始めましょう。2月に入る前から勉強を始めて、試験対策授業で最終確認をする、というぐらいの計画にすべきです。また、提出物が終わらず、試験直前の大切な時間にやるべき勉強に手が回らないという生徒が多く見られます。そうならないように、今からできる部分があったら始めておくと良いと思います。

小6

 小学校の算数が年内で終了し、1月からは中学の数学が始まります。正負の数を2ヶ月かけて丁寧に学んでいきます。覚えなくてはならない計算ルールは少ないので、あまり難しいと感じることはないかもしれませんが、ここをいい加減にすると今後の数学の勉強でつまづいてしまいます。簡単だと思っても油断せず、より速くより正確にできるように繰り返し練習をしておきたいところです。授業では正負の数の計算を大量に反復練習させるとともに、算数の復習(特に中学数学でも必要になる単元を重点的に)を行っていきます。
 また、3月からは塾の英語の授業が週2回になり、4月からは中学校の英語の授業も始まります。特に英語という科目は、分からないことや覚えていないことが多くなると、授業についていくのに大変な労力が必要になる科目です。これまでに習った文法や単語をしっかり確認し、忘れている部分があったら今のうちに復習しておきましょう。

小5

 1月と2月はまだ小5の算数を学習します。実は小5の算数は他学年に比べても特に内容が多いので大変なのです。しかしどの内容も小6や中学数学でも重要なものばかりなので、常に復習して忘れないように心がけましょう。算数は復習用課題「リピートブック」を今後も用意します。その他に「家プリ」などもあるので積極的に活用してください。
 また、3月以降の授業でも小5の復習は入れていく予定です。 また、漢字の暗記で苦労している生徒が多いので、今まで学んだ漢字の復習をするのも効果があると思います。